2021.09.18

宙の雫という宝石、実はサスティナブルなアレなんです

最近、ジュエリーのお問い合わせやご相談が多く、
いろんなご質問いただいております。
ありがとうございます。

その中で、
「宙の雫(そらのしずく)」という宝石についてのご質問をいただきました。


「宙の雫」とは、私がつけたジュエリーのシリーズ名(愛称)で、
正式には「オパールのダブレットルース」になります。
オパールの色合いや輝きから、そう名付けさせていただきました。

「オパール」は、よくご存知の方もいらっしゃるかと思いすが、
オーストラリア、ブラジル、エチオピア、メキシコなどで採掘される宝石です。

「遊色効果(ゆうしょくこうか)」という
虹色の輝きを持っているのが特徴で、
見る角度によって、表情が変わるとても面白い宝石です。

オパールの中でも、「ブラックオパール」「ホワイトオパール」
「ファイアーオパール」「ボルダーオパール、カンテラオパール」etc….と、
とーーーても種類が多く、

中には、岩から編み目状にオパールがのぞていて、
それをルースにしている「マトリックスオパール」という
超個性的なオパールもあったります。

ちなみに、今年の6月にメキシコにオパール採掘に行ったのですが、
メキシコで採れるのは、
“オレンジ系” のファイヤーオパールや、
“透明” のウォーターオパールです。

話を戻して、

私のデザインするジュエリーブランドCOYORIの「宙の雫」シリーズの
ダブレットオパールは、
そんなオパールの「薄片」を、
オニキスや、木に張り合わせたダブレットルースです。

美しいのに、加工過程で捨てられてしまうオパールを大切にもう一度、
ルースとして生まれ変わらせた子です。
ある意味”サスティナブル”な”時代のルース”だなとも思います。

実際に、コアなファンでいてくださる方もいらっしゃいますし、
「可愛い」「綺麗」ともよく言っていただいております。

Instagramや、ECサイトにもジュエリーを掲載していますので
ご興味のある方は、ご覧いただけるだけでも嬉しいです。

こんな綺麗なカケラが捨てられてしまっていたかもしれないなんて…
私はちょっと信じられないです。

何に価値を置くかは、人それぞれですが、
人が「高価」と決めた部分を研磨された宝石も、
カタチを変えて、美しいものに仕上げたルースも

地球の貴重な一部をいただいていることには全く変わりはないので

どちらのルースを扱う時も、
無限にはない資源に感謝をしながら、
活動していかなければなと改めて思いました。

ご質問くださった方、ありがとうございます。

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